ドクター水素ボトルは水素生成量がとても多いですが、爆発しませんか?
水素は可燃性ガスですが、燃焼を助ける支燃性ガス、空気中では酸素が存在しないと燃えることができません。
支燃性ガス(酸素)とのガス濃度の範囲で着火源が存在するときに爆発します。水素の爆発濃度範囲は空気中では4%~75%であり、空気中の水素濃度が4%以下もしくは75%以上では爆発しません。
日常生活の中で室内の水素濃度が4%以上にすることは容易ではありません。
例えば、6畳部屋サイズ(3.6m×2.7m×天井高2.3m)に水素を充満させると、 6畳部屋の容積は22.356 m3であり、その4%を計算すると0.89m3(=890,000cm3)になります。
約100%水素ガスを毎分10.5cm3(mL)発生するドクター水素ボトルを室内に設置し、連続運転させると仮定します。水素ガスが漏れないよう室内を完全密閉できたとして、およそ59日かかる計算になります。また、水素は分子量が小さいのですぐ拡散し部屋の壁などを通過するので、一般的な日常生活では、まず大きな爆発することはありません。
通常使用でのドクター水素ボトルの水素吸引は、カニューレ出口で約83%(831,170ppm)ですが、人の吸引(呼吸)での鼻腔内は一瞬にして約0.45%(4,485ppm)になるので通常の使用では爆発することはありません。
ただし、ドクター水素ボトルから発生した水素ガスを特殊な袋にためて着火すると爆発する恐れがありますので、特殊な使用はやめてください。